アパレルの求人で応募条件に実務経験が条件になっていることも珍しくありませんが、せっかく希望通りの求人を見つけたのに未経験だと応募すらできないのは悔しいですよね。
しかし、実務経験が必要といってもいくつかの条件によって必ず応募できないわけではありません。
デザイナーなどの専門職の場合はNG
まずデザイナーやパタンナーなどの専門職で実務経験が条件になっている場合は応募しても間違いなく採用されないかと思います。
専門の知識が必要ですし企業側も経験者の即戦力を欲しているので、仮に経験者と偽って入社しても周りの経験者と一緒に働かないといけないので、自分がきつい思いをすることになってしまいます。
もしデザイナーやパタンナーとして働きたいのであれば、未経験でもOKな職場で経験を積んでから転職をするのが一番の近道となります。
実務経験1年以上で販売員職の場合
販売員として就職・転職をしたい場合は「実務経験1年以上」とされていても採用される確率はあります。
とはいえ、誰でも採用される確率があるのではなく、他業界で接客のある方のみチャンスがあると考えられます。
既に接客業での経験があるのであれば、わざわざマナーや接客の作法を教える必要もなく、商品やアパレルの知識を覚えればいいので全くの未経験者よりも早く戦力として使うことができます。
求人に書かれている「実務経験」とはアパレル業界での実務経験を指しますが、他業界で接客を経験しているのであれば受かるチャンスはあります。
残りはどのように前職での経験をアピールできるか次第。
なぜアパレルで働きたいと思ったのか?ということだけではなく、むしろ自分の経験がどのように役立つのかをアピールする必要があります。
アパレル販売は気力と体力が必要な仕事でもありますから「自分は体力がある」ということをこれまでの経験と交えながらアピールするのもいいかもしれません。
また、アパレルの採用担当者は第一印象(服装・姿勢・話し方)で「この人と一緒に働きたい」と思えるかを重視している傾向にあるので、そのあたりを意識しておくのがおすすめです。
こういった細かなアドバイスはアパレル専門の転職エージェントでキャリアコンサルタントが具体的にアドバイスしてくれるので、しっかりと利用しておきましょう。